今回の記事では、日本の鉄道技術の海外展開について、

いくつか実例を挙げながらお話させていただきたいと思います。

 

明治時代より日本国内には鉄道が敷設されており、1964年の東海道新幹線開業を皮切りに、

日本のさまざまな地域に新幹線が運行されています。

 

日本の鉄道は時間きっかりに運転されている、事故が少ないなどクオリティが

非常に高いことが知られており、最近ではその技術を海外の鉄道に活かす動きが進んでいます。

日本の鉄道技術の海外展開の1つとしては、インドネシアの地下鉄を挙げることができます。

インドネシアは東南アジア諸国の1つであり、近年経済成長が続いている国です。

そのインドネシアの首都ジャカルタで2019年3月に国内初の地下鉄が開業しました。

この地下鉄建設は日本のODA(政府開発援助)によって進められました。

地下鉄の車両も日本の首都圏で走行している車両にデザインが似ており、

日本の技術が色々な部分で利用されていることが分かります。

インドネシア国内の新幹線建設については日本企業の技術は使われず、

中国の技術が使われる結果になりましたが、首都ジャカルタを通る重要な交通手段の1つである

地下鉄については日本の高度な鉄道技術が採用され、今後もさまざまな国で

日本の技術が使われることになるでしょう。

 

また日本で東京と新大阪を結ぶ東海道新幹線を保有しているJR東海(東海旅客鉄道)は、

台湾やアメリカ合衆国などで自社の高速鉄道技術の海外展開を進めています。

台湾には台北市と高雄市を結ぶ高速鉄道が運転されていますが、

その車両にはJR東海、およびJR東日本の技術が使われています。

車両のデザインや座席のシートが東海道山陽新幹線で走っている車両に非常によく似ています。

この高速鉄道によって台湾の主要な都市間での移動が非常にスムーズになり、

ビジネスや観光などの面で台湾に住む人々だけでなく、日本人を含む外国人旅行者にも役立っています。

日本の鉄道技術は世界でも類を見ないほどに高いものであるので、

この国が技術大国としてさらに世界で存在感を高めていくために鉄道の海外展開を

進めていくべきではないでしょうか。

 

出典:https://saiyo.jr-central.co.jp/company/business/global.html, https://www.sankei.com/economy/news/190324/ecn1903240004-n1.html

 

 

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