香港でラーメン屋さんを出店し、悪戦苦闘しながらも

成長をさせていったという方の大変貴重な

体験談をお寄せいただきました。

 

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45歳男性飲食店のコンサルタントをしております。

一昨年より海外進出をして日本と香港を往復しながら、

ラーメン店を経営しております。

元々、中小企業診断士の資格を活かして

某フランチャイズラーメンチェーンの

FCアドバイザーを行なっておりましたが、

ラーメン店が飽和状態で、レッドオーシャンの国内よりも

ここ数年日本のラーメンが中国で人気が出始めていることから、

思い切って自らフランチャイジーとして香港に海外進出しました。

 

店舗を出したのは香港のビジネス街の中で、

まだ日本の同業者が海外進出をしていない区域。

日本人も多く働いているため、

すぐに軌道に乗るだろうとたかをくくっていましたが、

開店当初は全く客足は増えませんでした。

 

ビジネス街のため、ディナータイムより

ランチタイムで利益が出ると踏んでいたのですが、

多忙なビジネスマンに外でゆっくりランチを食べる習慣がないようで、

どうやらハンバーガーやピザなどデリバリーで会社に届けてくれて

仕事をしながらでも食べれるファストフードの方が受けているようでした。

 

また、昨年あたりからウーバーイーツが爆発的に勢力を広げており、

なんと一昨年に比べて店舗数も売上高も200%以上の伸びを見せています。

正直これはマーケティング不足でした。

当初は半年で単月黒字となる計画でしたが、

見通しは甘く、1年経っても赤字の状態で昨年になって3人いた従業員を

2人に減らして自らも店頭に立ち、必死に呼び込みなど行なっていましたが、

客足は一向に増えず、このままではまずいと思い、

思案を重ねて思い切ってオフィス向けのデリバリーも始めました。

正直、ラーメンは食べるタイミングが命のため、

のびたラーメンを出してしまうと

悪い評判が立ってしまうので、双刃の剣なのです。

 

海外進出前はデリバリーは計画にありませんでしたが、苦肉の作でした。

最初はオフィスに直接出向き、サービス券などを配りながら

少しづつオーダーを増やしていき、半年ほどするとようやく

口コミの効果のおかげか、店舗にも客足が増えていきました。

ラーメン激戦国の日本であれだけ店舗を増やしたラーメン店ですから

味には自信があったので、一度回り出したら大丈夫だと信じていましたが、

昨年末くらいからやっと黒字が出るようになり、

ようやく軌道に乗った今は、店舗は人に任せて、

私は日本に戻り、別のビジネスを行う余裕もできました。

 

この経験で学んだことは、海外進出をするにあたって現地調査が甘すぎた、ということです。

今はもっと滞在期間を伸ばしてテストマーケティングが必要だったかなと思っています。

2店目も計画中ですが、次回は3ヶ月くらいはじっくり現地調査をしながら

進めていきたいと思っております。

 

 

 

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