日系企業の海外への進出先としてメキシコが増えているのはご存知でしょうか。

今回はメキシコで企業が負担する福利厚生についてご紹介したいと思います。
1.バレ制度はかなり使われている
バレとは、お買物券です。
すべての企業ではありませんが、給与の10%を上限に支給されるお買物券で、主にスーパーやデパートなどで使えますが、おつりが出ない場合があるので端数は現金で払う方がおすすめで鵜s。。
ちなみに、これは、所得税非課税となります。
2.大手必見!社内預金(Fondo de ahorro)
海外進出する企業はほとんど大手の日系企業です。
だからこそ知っておきたいのが、社内預金、Fondo de ahorroと呼ばれるものです。
給与の13%を上限に支給されるもので、同額を社員が積立てることもでき、別の銀行口座に積み立てて年末にそれぞれの社員に払い戻すというものです。
しかし、これは中小企業で行っている所は少ないので、大手企業は知っておくべき内容です。
3.あまりないけど…通勤補助(Ayuda de Transporte)
大手中の大手の企業がメキシコへ海外進出する際には摂り入れなければいけないこともあります。
それは、通勤補助です。
日本では当たり前のように出ますが、海外ではこれはほぼ皆無です。
ですが、これが出るからこそ大手に就職する人もおり、メキシコでは、その一部を企業が負担することがあります。
しかし、90%以上の企業がそんなシステムをとっていないので、これは頭の隅に入れておく程度で大丈夫です。
4.医療保険は色々ある
中小企業も大手も、必ずIMSSという公立病院保険に加入しており、この額は、給料費に対してそれなりにとられます。
ここへ入院したり、手術をする場合、無料、もしくは小学支払う程度ですが、普段使いするには、かなり待ち時間があったり、薬も医者も足りないので、正直意味はありません。
そして、もう1つ高額医療保険がありますが、これは任意です。
月額2,000ペソ(12,000円程(給料や年齢、体の状態による)ほどですが、メキシコ人の給料から見ると、かなり高額な保険です。
しかし、これに入っておけば、私立病院での処置も適応となり、待つ必要もないので、これを会社単位で加入できる体制を取っておくのも大手では検討しなければなりません。
メキシコへの海外進出企業は増えているので、ぜひこんな点を知っておきましょう。
そうすれば、メキシコ人社員の意見に対応できるようになります。

 

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