以前、テレビのニュースで見たのですが、
フランスでは山椒が注目されていて、前衛的なフランス料理や、スイーツに使われているそうです。
わざわざ、フランスからコックさんが、産地の和歌山県に山椒を見に来た映像もありました。

 
ネットで調べてみると、
フランスのパティシエ、フレデリック・カッセル氏が
和歌山県特産のぶどう山椒を使ってチョコレートと作っておらるようですし、
それを真似てか、山椒入りのチョコレートは日本国内でも作られているようです。
 
フランスでは、Poivre du Sichuan(四川胡椒)という香辛料として、グルメの間では知られており、
メニューにも書かれているそうです。
フランスで良く使われている山椒は、
山椒と同属別種のカホクザンショウの果実の果皮のみを使った、
麻婆豆腐に使われる花椒が主流のようです。

あの山椒特有のピリっとしたスパイシーな刺激と、鼻に抜ける香りが、
フランス人には新鮮なんだそうです。

日本の産地では、山椒の需要が伸び悩んでいたところに、思わぬ需要ができたということで、
近年はヨーロッパへの売り込みも視野に入れて、営業されているようです。
 

「山椒は小粒でもぴりりと辛い」(からだは小さくでも、優れた才能を持っている)のことわざどおり、
山椒自体も、その味、味覚以外にも優秀なところがあります。
鉄分、ミネラル、ビタミンB、Eなどの栄養分もありますが、
注目すべきはサンショオールという成分。
胃腸の働きを向上させ、漢方薬としても使われているとのことです。
大脳に刺激を与え、内臓器官を活発に働かせ、代謝を促し、発汗効果もあるとか。
漢方薬にもなっているということですから、からだにいいものを
おいしくお料理で取れるというのは、うれしいところです。

 
和歌山の農家の人が、一所懸命に作った山椒が、遠くフランスで認められるなんて、
同じ日本人として、とてもうれしいですね。そして、日本人からしてみると山椒のきいたフランス料理やスイーツは、きっとおいしいと思います。
ぜひとも一度食べてみたいです。

 

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