私が海外にすすめたい日本のものは、食品サンプルです。

 

日本では高級レストランから近所の小さな食堂まで、お店の前にはメニューとともに食品サンプルが展示してあります。

私たち日本人は当たり前のようにこれを見ていますが、実は海外ではほとんど見ることはありません。

ここに日本人の器用さとおもてなしの心を見ることが出来ると思います。

 

食品サンプルの作り方ですが、通常は熱可塑性樹脂という、温度が上がると溶けて、冷えてくると固まる樹脂を使用します。

その樹脂を溶かして型に入れて、冷やしてサンプルの形状を作ります。

そしてスプレーや筆などで色付けをして、本物の食品のように仕上げていきます。

 

また、例えばキャベツのような形状の食品は、黄緑と白の溶かした樹脂を水に入れて、固まっていく間に形状を整え、キャベツのようにしていきます。

包丁で切ると、断面まで本当にキャベツそっくりのサンプルが出来ます。

サンプルは食品全体を作ることもあれば、個々の部材から食品を作ることもあります。

例えばトウモロコシですが、なんと一粒一粒を集めて並べることから、ひげ状の繊維まで作って、それをトウモロコシにしていくのには驚かされます。

 

ここまで精巧に作るのはやはり日本人の器用さであり、職人気質の賜物だと思います。

海外旅行でレストランに行ったとき、メニューを見てもどんな食べ物かまるで分からなかった経験があるかと思います。

英語ならまだしも、よく知らない言語であれば尚更です。

実は私がフランスに行った時、張り切ってフランス料理のレストランに入ったのですが、メニューを見ても何なのかさっぱり分からず、隣にいたおばさんにくすくすと笑われた経験がありました。

事前に勉強していれば良かったと言えばそれまでですが、まさにこのような時に食品サンプルがあれば非常に役立っただろうと思います。

もし、今すぐに海外のレストランに食品サンプルを導入したら、そのレストランは他のレストランと差別化出来るし、話題にもなると思います。

百聞は一見にしかず。どんな料理か食品サンプルで教えてあげるサービスが、海外でも広まって行けば良いと思います。

 

 

 

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