投稿日: 2019年08月26日

先日、「ラーメン味噌や」田所さんの、シカゴ初(米国初)の焼きそば専門店「Yakisoba Misoya」の開店記念、ダウンタウンでのオープ二ングに行ってきました。

郊外に住み慣れた私たちにとって、シカゴ・ダウンタウン行きは、
必ずしも好都合とは言えませんが、
多種多様な人種の集まる場所での新規ビジネス展開は
大いに興味深い試みだと思います。

日本酒、「スシ」に続き、日本の食文化の代表格「ラーメン」が
北米の地に根付きつつあります。
次は「焼きそば」?
当地に住む日本人としては、
次々と「ホンモノ」を嗜める機会が増えるのは、嬉しくもあり、とても有り難いことです。

只、新規の「日本の味」「日本の文化」を
ビジネスとして海外で育て上げるのは、一筋縄ではいかないと思います。
全く異なる食文化、味覚の違い、
そして何より調理、サービス、マネージする人財の確保と維持…。

そして、
社会変化への対応力、
そのスピードとダイナミズムが強く要求されます。

特に、これからは……

これからの経営者は、
「技術」が分からなければ務まらない、
と、頻繁に耳にします。

「技術」「テクノロジー」の代表格たる人工知能。
1950年代に始まるAIの歴史は既に60年。
ソフト、ハード、社会インフラ等の大進歩に伴い、
今は、AIの3次ブーム。

画像認識、音声認識、文字認識。
この3つが第3次ブームの技術トリオです。
人間で言えば「目」と「耳」の部分の大躍進ですが、
これからはディープ・ラーニングと相まって、
どんどん「勝手に」成長していきます。
事実、ここ数年の間に精度が格段に向上してきました。
60年の歴史の中でもブレイクスルーと言われているくらい、
この3つの技術進歩だけでも相当なインパクトです。

「5G × AI 」で、テクノロジーに火が点きます。
まるで、ロケットを飛ばす時の様…。

「手」と「足」に付いては、現時点では
まだそんなに進化していない状況ですが、
あと数年もすれば…(遅くとも2029年頃までには)
ほぼ人間の手足と同等か、
そのレベル以上の進化を遂げているはずだそうです。

一方、AIには2種類あり、
今のAIは特化型(専用型)で、1つのことしかできません。
汎用性(幅広い活用)のない、
パソコンに対するワープロ専用機のような単純なものです。

例えるなら、今のAIは昔のワープロのレベルで、
まだ人間の行動の1部しかできない、極めて初期段階であると言えます。
(それでも、今日これだけのインパクトがあった訳です。)

新規登場は、もう1種のAI 。
汎用人工知能(AGI)…。
あと10年程度で完成するだろうと言われています。
2029年ぐらいにできる…。
この2029年頃には、人間と”ほぼ”同じレベルの仕事が可能。

2029年…
人間のつくり出したテクノロジーが、
人間を超えた存在になり「進化し続ける世界」… その
2045年の シンギュラリティーに到達する前段階の

2029年は
プレ・シンギュラリティー = 前特異点(社会的特異点)の年。

この汎用人工知能の世界…、
社会的特異点=社会構造が変わる時!!

産業構造だけではなくて、
世の中のあらゆることが根底から変わる!!
2029年以降、生活が大きく変わる。
半分どころか、90%以上の今の仕事が無くなる…?

単純労働とか事務的な仕事の全て。

良く言えば、
「AI化」は、人を単純労働から解放してくれる…。

人工知能・AI が生み出す「大変化」がまさに表面化してきます。

匠、職人技とも言われるような仕事…
レストラン、食品加工の業界においても…、

今・現時点では、ほぼ全て、人間の手による調理の分野であってさえも、
来年、2020年以降には革新の大波が容赦なく襲って来そうです。

コツコツ努力して積み上げていって、
「頑張って、向かった先に大きな成果が得られる」
ということを信じ、期待したいものですが…

テクノロジーの大波、進化が止まってくれることはありません。

その進化も、
ある時点から沸騰、爆発する…
成長曲線がある時点から垂直となる技術的特異点。

2045年、その特異点を迎えるにあたって、
とんでもなく社会が変化しようと入り口に立つ今、

私達は、放って置くと、
どうしても直線的に物事を考えがち(リニア思考)ですが、

1G, 2G, 3G, 4Gと進み、2020年、来年からは
いよいよ5G (第5世代移動通信システム)の世界。
超高速、超大量接続、超低遅延の世界。
今のスマホは、どの様なデバイスに取って代わられるのでしょうか…?

「直線的な流れだけで世の中は進んでいない」

特に、テクノロジーの世界は
指数関数的な進化です。

なので…
事実を直視、検証する。
大きな「進化の流れ」を忘れない!

「ある日突然の人」と
「流れを知っている人」の差は歴然。

新しい変化に、きちっと「Betして」(張って)おく…
「アンテナを張る」と言うこと。

情報集めるということ、
そして、

テクノロジーの進化 の流れ
社会の進歩・発展 の流れ
時代 の流れ

に乗ることで、
未来の成功確率が桁違いに上がり、
その成功した姿も桁違いかもしれません。

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